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執筆者の写真コーチングゲート”TOBIRA”

HSPの人が自分を「ポンコツ」と捉えてしまう理由とは?



感受性、共感性が高く、洞察が深い。

そんな特性をもつハイリーセンシティブパーソン(HSP)は、なぜか自分を「ポンコツ」と思ってしまい、自分の能力を発揮する前にブレーキをかけてしまう傾向がある…と、

自分を振り返っても、他の方のセッションでも思います。


それはHSPの人が持つ特性がマイナスの方向に作用しているからだと思うのです。

特性自体は中立で、うまく作用すれば「つよみ」、うまくない作用は「弱み」になるのです。


例えば、人に見られている(というか監視されている)と感じるとき、

緊張MAXのために実力の半分も発揮できないということはありませんか?


高すぎる感受性によって、人の視線やその人の意図を感じ取ってしまい

「うまくやらなきゃ」とやることとは別のところに集中が持っていかれ

しかもストレスレベルMAXです。


とたんに自分の能力が霧のように消えて、幼児のような判断力と行動に出てしまう。


私もかつて(そして今も)このストレスの針が振り切れてしまい

いろんなところで失敗をしでかしました。


今なら、コーチングセッションを公開や録画する際の緊張でしょうか。

「これまで積み重ねてきた学びはどこに行ったの〜〜??」

と叫びたくなるようなパフォーマンスしか出せず、ガックリ落ち込んだ事がなんどもあります。

(「そもそもその程度でしょう」「それも実力のうち」という言葉が頭の中で鐘のように鳴り響いて、さらに自分で落ち込んでいきます)


見られていると思うと、あらぬ方向に動いてしまう。

その時は「真っ当」と思えたことも、少し後になって振り返ると自分が何故そのように行動したかわからないのです。



後からHSPという概念を知ったとき、「ああ、そういうことだったのか」と思ったのですが、ストレスが「閾値」を超えた時、本能的に人は動いてしまいます。

そして、こうした経験から、自分の力は「この程度」と見積もってしまう。


本当はできるのに。

その力を発揮できないだけなのに。


この作用を理解してからは、克服するために、何度も繰り返し自分のマインドセットをして、セッション練習でいえば公開や録音という環境を繰り返し体験して、少しずつ落ち着いてきたなあ…と思っています。



自分は該当するかな…と思ったら、チェックしてみてはいかがでしょうか?



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