私は見るために目を閉じますー”I shut my eyes, in order to see." (ゴーギャン)
- コーチングゲート”TOBIRA”
- 2025年9月1日
- 読了時間: 4分

Explore the universe within
こんにちは。藤沢由美子です。
関東はまだまだ夏日が続いていますが、少しずつ太陽との距離が開いてきた、そんな日差しの変化も感じます。
6、7月の子育て講座が終わりました。真夏の昼間に自転車で会場まで通ったので、ちょっと無理をしてしまったようで、最終回は電車とバスを乗り継いで、体に負担をかけずに行くことになりました。
その合間に、屋久島に行ったのが今年の夏休みとなりました。
同じ気温が高くても、東京と違って、屋久島では1日の一定の時間になると吹く風が変わります。実家の鎌倉でも午後3時過ぎに吹く海風にホッとしていました。地球はこんな風に呼吸をしているなあ…と思います。地球の呼吸が感じにくくなると、自分も呼吸が浅くなったり、止まったようになるなと感じます。
屋久島にはもう何回か行っているけれど、毎回いろいろ日常のことを背負っているのを、ちょっと荷物を下ろして、息を吐いています。
その2日目は、友人のマキコさんのガイドで山の奥の森に入って、”ディープ森林浴”をしてきました。
車で山を登っていくと、中腹に社があって入山のご挨拶をします。昔からある山岳信仰(女人禁制だった)でも女性や子どもがお参りできる場所となっています。もう何回か来ているけれど、毎回なにかを受け取れる場所。
今回は、社の奥にある”マザーツリー”を仲間が見つけて、その根元に入ってみた。
腰を下ろしてその場を味わってみると、「安心感」という言葉が浮かぶ、ホールドされている感覚をもらいました。
ちなみにこれは前座で、ここからさらに奥に入って”ディープ森林浴”です笑
森の湧き水をいただき、頭から水を被って「禊」をします。毎回、この水に触れると体の細胞が目覚める感じなのです。「あー、帰ってきたー」って感じ。
苔むす森の中で、マキコさんのガイドを聞きながら、自然に包まれ、自然の声を聞き、自分自身の感覚に戻っていきます。
普段、交感神経バリバリ優位の人はここでガッツリ眠りに落ちます。
私は一本の木の根元がいい感じで窪んでいたので心地よく横になったけれど、実はその向かいにある木と2本の木に見守られていたことに後で気づくのでした。
*木々に同化している薄緑の人がマキコさん
ビーガン弁当!揚げ物はお麩です。
そして、森の中のお茶会。ちょうど月桃の花の季節で、月桃の葉とつぼみのハーブティです。森の神様にも一献奉る。

縄文杉登山とちがって、歩いた歩数は5,000歩もないくらい。
いつも振り返ると、「進むために立ち止まる」ために屋久島に来ています。屋久島に行くと、あれやこれやの山に登りたかったりもするのですが、ただ川に入ったり、森を彷徨くことの方が多くて。でも結果的にそこで取り戻せる自分のバランスだったり、ふと浮かぶ気づきが自分を養い、大きく成長するきっかけになってきたのです。
ゴーギャンの言葉、”I shut my eyes, in order to see.(私は見るために目を閉じます)”は、一見矛盾しているように見えるけれど、とても意味深いなあと思います。自らの感覚や洞察を探るために、一度外界のたくさんの刺激から離れようと伝えています。
-----
🕊️セルフコンパッションのまなざしから🍀
セルフコンパッションとは、「今の私に、優しさを向ける力」。
それは、自分を甘やかすことではなく、ときに受け入れにくいこともあるけれど
「目の前の出来事や自分の感情、存在に"はい"と答えること」から始まります。
今回の屋久島行き、実は新燃岳の噴火で前日の羽田ー鹿児島便が全便欠航。
当日も自分が搭乗する前後の便は欠航、自分の便だけ飛んだ…というラッキー♡
…と思うでしょう?
着いてみれば、その先に行くための鹿児島ー屋久島は飛ばず、
航空会社のデスクで船便を推奨していたので同行者と港へ移動。
ところが、その移動の間に1便だけ屋久島に飛んだ飛行機があったりして…「あらーーっ💦」
そこで不思議と全然、動じなかったのは、
ずっと船で屋久島に行きたかったことがこれで叶うこと(昨年は台風で船が欠航)、
主催者と羽田で合流したので、鹿児島港でお昼を食べながら、おもしろい話をたくさん聞けたこと。
ランチは特産の鹿児島和牛ステーキ🐄笑
もはや、何がラッキーかは後で振り返ってみないとわからないのですが、
その場、その時に自分が納得する選択ができたらいいなと思います。
そのためには、普段から自分がオープンでいられるように心の余裕が欲しいなあ…
(自戒を込めて)✨✨
🫖 ゆっくりお茶を飲む時間を、あなたに
東京を離れて自然の近くにいくと、山の神様、川の神様、海の神様にお茶やお酒を振る舞う場面に時々出逢います。
能登の「あえのこと」という冬の神事があります。田んぼの神様を冬の間、お家で休んでもらうために田んぼまでお迎えに行って、1年を感謝して慰労するのです。
神様にお茶やお酒、ご飯のほかにお風呂も用意していましたよ。
神様のためにひとつ余分にお茶碗を用意して、「感謝」や「労り」の気持ちとともに一緒にお茶をいただく。
目をつぶると、ふと、暑い中に秋風が吹くような気がしています。












コメント